四国三日目。明日は自宅まで移動するだけなので、実質的に四国最終日になる。
ビジホをチェックアウトし最初に向かったのは、高知市の北にある「ゴトゴト石」という所。ツーリングマップル中国四国版ではP84-H-1。以前行こうと思って散々迷った挙句にようやく行く道を見つけたが、時間的な都合で途中で断念した場所。
こんな狭い道を延々登っていくのだが、この写真よりもっと狭い場所もあった(^_^;)
「山の中だし、着いたは良いけど駐車場所が無かったらどうしよう…」と思っていたが、幸いにも駐車場が整備されてて一安心。
GW中や土日ならともかく、平日にこんなマイナースポットに来るのは自分くらいかなぁ…と思っていたら、自分が到着してそれほど間をおかずに立て続けに車が3台ほど来て驚いた。結構有名な場所なのか?
左側のしめ縄の巻かれている岩がゴトゴト石で、実際揺すってみるとグラグラと動く。落ちそうで落ちないという事から受験生が願掛けに訪れるとか。
大きな岩の上にちょこんと乗っている感じになっているのだが、観光客にさんざん揺すられているのによく落ちないものだとちょっと感心する。ちなみに私の後からやって来たカップルは、かなり豪快に揺すりまくっておりました(笑)
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今日の宿泊地の徳島までR195経由で行くか室戸岬経由で行くかちょっと考えた末、今回の旅が終わったらシーサイドドライブはしばらくお預けという事で室戸岬経由に決定(長野県在住の悲しさですな)。R195は旧道巡りという自分にとっての楽しみはあるものの、それ以外は基本的に展望の開けない山の中を淡々と走り続けるだけになっちゃうし。
室戸岬では展望台に登ってみたが、天気も良くてなかなかの絶景。地層が隆起してできた板が何枚も重なったような岩もなかなか面白い。
で、展望台にはどこぞで見たような看板が…
はい、ここも恋人の聖地に認定された展望台でした(^_^;)
もっとも夜に来るような場所ではないので、さすがに夜景遺産ではありませんでした・・・っちゅうか、夜じゃ真っ暗なだけで何も見えないから当たり前だけど。
その後東洋町の海の駅(道の駅ではない)で休憩中、ツーリングマップルを見ていたらここから少し北に「化石漣痕」なるものがある事を知る。何だそれは? ・・・という事で立ち寄ってみた。
これがその「化石漣痕」。4千万年前の海底で水流に乗って流れてきた砂がうねった様な模様になり、それがそのままの形で固結。長い年月をかけてプレートに押されて傾いて現在の姿に。日本有数の規模であり保存状況も良いことから天然記念物に指定されている。
大昔の海底が自然に保存されていることにも驚くけど、横から見ると地層がくっきりはっきりと立体的に残っているのも面白い。室戸岬にも同じような地層が積み重なってできた岩があったけれど、こちらもなかなか見ごたえがある。
四国には他にも何ヶ所かあるようなので、機会があったら行ってみるのも面白そうだ。今回はもう時間がないから無理だけど。
その後は徳島市内のビジホに直行。
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29日は徳島から自宅までひたすら高速を走っただけなんだけど、名神が集中工事で延々一車線規制されていたのには参った・・・。朝ビジホで思いっきり寝過ごして予定より一時間遅い出発になってしまった上にこれだから、自宅到着は例年より2時間近く遅かった。
あと今回の旅の足となったステラ君、今年も快調に走ってくれました…と言うより昨年よりも調子が良かったくらい。燃費も最高で約20.2km/Lで、カタログ燃費超えを達成。今回の走行距離は1773.3kmで平均燃費は19.4km/Lでした。