2008年11月01日
CLメンテ
先週から空いた時間を使って、CLのメンテナンスをコツコツとやってきた。主にワイヤー関連で、クラッチワイヤーとアクセルワイヤーに注油。私のCLは8年前のバイクで、前オーナーがどの程度のメンテをしていたか分からないという事と、クラッチレバーとアクセルの動きがちょっと渋い感じがしていたから。
普通は専用器具のワイヤーインジェクターを使って、スプレー式潤滑剤をプシュ~っとやる所なんだけど、私は基本的にそれをやらない。
と言うのは、CRCに代表されるスプレー式潤滑剤は最初は良いんだけど、使用状況にもよるがすぐに飛んでしまう(乾いてしまう)という事。ワイヤーが固着して動かない場合は、まずCRCを流し込んで動かせるようにする必要はあるけれど。
専用のワイヤー潤滑剤を使うという手もあるが、使用量が少ないしわざわざ買うほどでもない。
という訳で今回使ったのは、自転車用のボトル入り潤滑オイル。ホームセンターの自転車用品売り場にある、細いノズルが付いているプラ容器のアレである。自分の自転車に使う為に以前買っておいたもの。
で、ワイヤーと被服の隙間からノズルの部分を使って流し込んでやるわけ。その後ワイヤー端部のタイコ部分にシリコングリスをたっぷり塗りつけて、クラッチレバーにセットして遊びを調整して完了。
ワイヤーの反対側(クラッチ側)からオイルが出てくるまでしっかり流し込んだ事もあり、レバーの動きが見違えるほど良くなった。
アクセルワイヤーも基本的に同じ。キャブのリターンスプリングにもグリスを少し塗っておいた。グリップ側のワイヤー巻取り部のグリスも劣化しているようだったので、できるだけふき取ってグリス塗布。
これでアクセルも見違えるようにスムーズな動きになった。
クラッチとアクセルは常に操作する部分だし、ここの動きが良いか悪いかで操作のし易さはおろか乗る楽しみまで左右されるから、今後も動きが渋くなったらマメにメンテしなくては。
自転車用オイルの代わりに余ったエンジンオイルを流し込んでも良いんだけど、自転車用潤滑オイルは比較的サラサラなのと、細かい部分に注油しやすい容器の形をしているので、ワイヤー潤滑にはこっちのほうが良いかも。中身は多分スピンドル油だと思うけど・・・。耐久性は乗りながらしばらく様子見というところ。
で、実はサスペンションにも潤滑剤を塗布してみた。
スプリットファイヤーのダンパールーブというもので、ダンパー(ショックアブソーバー)のロッドに塗布する事でロッドとオイルシールの摺動抵抗を軽減させ、ダンパーの作動性を向上させるというもの。
効果としては細かい凸凹にサスペンションが追従できるようになり、突き上げ感が減って乗り心地が向上、シールとロッドの磨耗防止、ハンドリング・ブレーキング・トラクション性能の向上が謳われている。
もちろんバイクにもOK。バイクの場合はフロントサスペンションのインナーチューブとシールの境目、リヤサスのダンパーのロッドとシールの境目になる。付属のスポイトを使って塗布。塗布後に白く乾けばそれで完了。
念の為に一晩放置してしっかり乾かしてから乗ってみた。
サスペンションの特性が変化するわけではないので、劇的に変わるということは無い。しかし、突き上げ感は明らかに減少しているのが感じ取れ、乗り心地が少し向上した。正直言ってあまり期待していなかったので、嬉しい誤算と言うべきかな。
路面の小さいギャップとか、峠道のコーナー手前にある注意喚起の舗装の盛り上げの部分を走る時も、今までの「ドタタタタっ!」という音と共に体が上下に揺さぶられる感じが少なくなり、処理後は「スタタタンっ」と段差をサスペンションがしっかり吸収している感じ。
で、走行後にインナーチューブを見ると、インナーチューブとシールの摺動する部分がピカピカになっていた。フロントフォークをハンドルで押し下げてみても、今までよりスムーズに動いている感触がある。ちなみにレブルにも処理をしてみたのだが、ほぼ同じような感じだった。
ハンドリング等に関しては、はっきりと効果は感じられなかった。
もちろんこれは、私のCLとレブルの場合・・・という条件付き。他のバイクでも同じように効果があるとは限らないので一応念のため・・・。ま、古めのバイクだから効果が感じ取れたのかもしれない。もし新車だったら、良く分からなかったかも。
一応効果があったと判断し、重ね塗り。スポイトだともったいないので、二回目からは細い平筆で塗ってます。
購入価格は1470円だったんだけど、何回も処理できる事を考えると私にとってはコストパフォーマンスが結構良かったです。はい。
普通は専用器具のワイヤーインジェクターを使って、スプレー式潤滑剤をプシュ~っとやる所なんだけど、私は基本的にそれをやらない。
と言うのは、CRCに代表されるスプレー式潤滑剤は最初は良いんだけど、使用状況にもよるがすぐに飛んでしまう(乾いてしまう)という事。ワイヤーが固着して動かない場合は、まずCRCを流し込んで動かせるようにする必要はあるけれど。
専用のワイヤー潤滑剤を使うという手もあるが、使用量が少ないしわざわざ買うほどでもない。
という訳で今回使ったのは、自転車用のボトル入り潤滑オイル。ホームセンターの自転車用品売り場にある、細いノズルが付いているプラ容器のアレである。自分の自転車に使う為に以前買っておいたもの。
で、ワイヤーと被服の隙間からノズルの部分を使って流し込んでやるわけ。その後ワイヤー端部のタイコ部分にシリコングリスをたっぷり塗りつけて、クラッチレバーにセットして遊びを調整して完了。
ワイヤーの反対側(クラッチ側)からオイルが出てくるまでしっかり流し込んだ事もあり、レバーの動きが見違えるほど良くなった。
アクセルワイヤーも基本的に同じ。キャブのリターンスプリングにもグリスを少し塗っておいた。グリップ側のワイヤー巻取り部のグリスも劣化しているようだったので、できるだけふき取ってグリス塗布。
これでアクセルも見違えるようにスムーズな動きになった。
クラッチとアクセルは常に操作する部分だし、ここの動きが良いか悪いかで操作のし易さはおろか乗る楽しみまで左右されるから、今後も動きが渋くなったらマメにメンテしなくては。
自転車用オイルの代わりに余ったエンジンオイルを流し込んでも良いんだけど、自転車用潤滑オイルは比較的サラサラなのと、細かい部分に注油しやすい容器の形をしているので、ワイヤー潤滑にはこっちのほうが良いかも。中身は多分スピンドル油だと思うけど・・・。耐久性は乗りながらしばらく様子見というところ。
で、実はサスペンションにも潤滑剤を塗布してみた。
スプリットファイヤーのダンパールーブというもので、ダンパー(ショックアブソーバー)のロッドに塗布する事でロッドとオイルシールの摺動抵抗を軽減させ、ダンパーの作動性を向上させるというもの。
効果としては細かい凸凹にサスペンションが追従できるようになり、突き上げ感が減って乗り心地が向上、シールとロッドの磨耗防止、ハンドリング・ブレーキング・トラクション性能の向上が謳われている。
もちろんバイクにもOK。バイクの場合はフロントサスペンションのインナーチューブとシールの境目、リヤサスのダンパーのロッドとシールの境目になる。付属のスポイトを使って塗布。塗布後に白く乾けばそれで完了。
念の為に一晩放置してしっかり乾かしてから乗ってみた。
サスペンションの特性が変化するわけではないので、劇的に変わるということは無い。しかし、突き上げ感は明らかに減少しているのが感じ取れ、乗り心地が少し向上した。正直言ってあまり期待していなかったので、嬉しい誤算と言うべきかな。
路面の小さいギャップとか、峠道のコーナー手前にある注意喚起の舗装の盛り上げの部分を走る時も、今までの「ドタタタタっ!」という音と共に体が上下に揺さぶられる感じが少なくなり、処理後は「スタタタンっ」と段差をサスペンションがしっかり吸収している感じ。
で、走行後にインナーチューブを見ると、インナーチューブとシールの摺動する部分がピカピカになっていた。フロントフォークをハンドルで押し下げてみても、今までよりスムーズに動いている感触がある。ちなみにレブルにも処理をしてみたのだが、ほぼ同じような感じだった。
ハンドリング等に関しては、はっきりと効果は感じられなかった。
もちろんこれは、私のCLとレブルの場合・・・という条件付き。他のバイクでも同じように効果があるとは限らないので一応念のため・・・。ま、古めのバイクだから効果が感じ取れたのかもしれない。もし新車だったら、良く分からなかったかも。
一応効果があったと判断し、重ね塗り。スポイトだともったいないので、二回目からは細い平筆で塗ってます。
購入価格は1470円だったんだけど、何回も処理できる事を考えると私にとってはコストパフォーマンスが結構良かったです。はい。
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