日々の一人旅

やっとカブ90がモデルチェンジする。

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車名通り排気量は110ccになるが、燃料供給はインジェクションになり、フロントサスはテレスコピックになった。

何よりもカブで一番気になる部分だった右側で縦操作のウィンカースイッチが、一般的な左側の横操作になり、プッシュキャンセル式になったのが嬉しい所。

アクセル操作・ブレーキ操作と干渉しない左側にウィンカースイッチを設置したのは、私は大いに歓迎したい。

もっとも、これはスーパーカブ110は一から開発したからではなく、タイホンダのCZ-i110がベースになっているからだろうけど。実際スーパーカブ50は相変わらず右側縦操作だし。

カブ50が右側縦操作を残したのは操作性云々ではなく、「カブしか乗った事が無い人が多い」という、ただそれだけの理由なのだろう。個人的な主観だけど。

あと、110になってミッションが4速になったのも大歓迎。

カブ90は2速と3速が離れすぎていて、上り坂で2速ではエンジンが回りすぎるが3速では失速･･･というジレンマに陥る事がよくあるが、それが軽減されている事を期待したい（排気量が小さいので、ジレンマ自体は残っていると思う）。

インジェクション化したのに、燃料タンクがカブ90より少しだけだが容量が増えているのも良い。

インジェクションの場合、燃料ポンプを内蔵する関係でタンク容量が減るのが一般的だが、今回のモデルチェンジでは燃料タンクのあるサイドカバー周りを大きく膨らませる事で、燃料ポンプ内蔵化と旧型とほぼ同じタンク容量を両立しているようだ。

ちょっと残念なのは、フロントタイヤがカブ90の2.50-17から2.25-17と細くなった事。カブ50と同じになったのだが、これもCZ-i110ベースであるが故か？　それとも燃費対策？　まぁこのバイクの性格上、大きな問題にはならないと思うけど。

他にもライトのマルチリフレクター化、イグニッションとハンドルロック一体化と、私がカブ90に欲しかった装備がほとんど全部付いている。是非とも試乗したい。

価格もモンキーより安いし、かなり購買意欲をそそられています(^_^;)